最近では駅前やショッピングセンターなどで目につくことが多くなった保険ショップ。
いったいブランドごとでどんな差があるのか、どこの保険ショップが自分にとって最適なのかがわかるように大手の来店型保険ショップの特徴をまとめて比較していきます。
自分のライフスタイルや今後の将来設計を考えた上で利用する来店型保険ショップを選んでいくと便利だし、保険ショップごとの特徴を知っておくことで満足のいく、保険相談や保険見直しが可能となります。
今回は大手の保険ショップを中心に比較検討していきますのでご参考にしてください。
Contents
自宅や会社の近くにあるかないかは非常に重要
保険ショップのある場所は実はかなり重要な要素です。
もしも入院するなどした場合は保険金の受け取りやその手続きなどの保全にわざわざ遠くまで行くとなると非常に不便だからです。
また、ライフステージが変わった時などや、海外旅行や海外出張などの海外旅行保険などの加入をする時も自宅や会社の近くの方が便利なのは言うまでもありません。
何かあれば気軽に行って相談や手続きができるということが重要だということをまずは把握しておきましょう。
いろいろな保険会社の保険を取り扱っているか否かで顧客満足度が違う
そもそも保険ショップを利用するメリットは何かと言えば、いろいろな保険会社の保険の中から自分に一番最適な保険を選ぶことができることです。
かつては保険と言えば、保険のおばちゃんと呼ばれる、保険の外交員の所属する保険会社から終身保険、定期保険、医療保険をセットで加入していました。
その後の金融自由化の流れで複数の保険会社の保険を扱う乗合の保険代理店の登場によって、一か所で複数の保険会社の保険契約をすることが可能となったのです。
そして現在では複数の保険会社の保険を組み合わせてライフプランを設計することがスタンダードとなりました。
したがって、各保険会社の得意分野の保険商品を自由に組み合わせて自分にぴったりな保険プランの設計が可能となったのです。
以前は終身保険がベースの保険契約となっていて、終身保険に加入しないと定期保険や医療保険などの特約保険を付加することが出来ませんでした。
しかし今日では、外資系の保険会社を中心に、単品の医療保険や定期保険が発売されていて、それぞれの保険を自由に組み合わせて加入できるようになったのです。
そのような中、保険ショップで扱う保険会社のラインナップは非常に重要となっているというわけです。
それは個人の細かい要望を取り入れた保険設計をする際には多くの保険会社の保険商品は必須となるため、取り扱う保険会社の数、保険商品のバリエーションは契約後の満足度の点からも非常に重要な要素となります。
いろいろと細かい要望がある人はなるべく多くの保険会社の商品を取り扱っている保険ショップを選ぶことも重要と言えるでしょう。
保険市場
店舗数:12店舗(直営店)
取り扱い保険会社:50社以上
こんな人に最適:
・近くに店舗がある人
・いろいろな保険会社の保険から保険比較をしたい方
・一クラス上のコンサルティングを望んでいる方
保険市場の一番の特徴はハイグレードな保険ショップということです。
通常の保険ショップと違って、ちょっと敷居が高そうなオフィスビルなどに店舗があって、相談スペースはオフィスの会議室のような部屋が多いようです。
保険ショップの中で唯一東証に上場していて信用力は抜群です。
相続や節税のための保険相談などにも最適な保険ショップと言えます。
残念なことに大都市にしか店舗がなく、誰でも気軽に保険相談というにはちょっと向かななそうな雰囲気があるようです。
会社や自宅が大都市圏の方は積極的に利用するといいでしょう。
保険見直し本舗
店舗数:241店舗
取り扱い保険会社:40社以上
こんな人に最適:
・近くに店舗がある人
・いろいろな保険会社の保険から比較して検討したい方
・女性の相談員に相談したい人
・MDRT資格保有者に相談してみたい方
保険見直し本舗の一番の特徴は保険相談員のほとんどが女性であるということです。
相談員が女性であるということは女性特有の病気に対する保険の相談をする際や、男性には話しずらい既往症などについて相談するときも気兼ねなく相談が可能となります。
また、業界でもトップクラスの40社以上の保険会社の保険の取り扱いがあり、希望すれば、どんな保険でも比較検討することが出来る点です。
また、MDRTという世界的にもトップクラスの相談員が数多く在籍していることでも知られています。
したがって、いろいろな要望のある方や、込み入った保険の相談がある人などには適した保険ショップであると言えます。
ほけんの窓口
店舗数:600店舗以上
取り扱い保険会社約35社
こんな人に最適:
・近くに店舗がある人
・転勤が多い方
ほけんの窓口の一番の特徴は店舗数が圧倒的に多いことです。
つまり、日本全国ほぼすべての都市に店舗があるため、転勤が多い方や今後引っ越しを考えているような人には最適な保険ショップであると言えます。
また、取扱い保険会社の約35社と主要な保険会社の保険を扱っており、保険の見直しや新規の保険を選ぶ際にもニーズに応えることが可能です。
ゼクシー保険ショップ
店舗数:20店舗以上
取り扱い保険会社約23社
こんな人に最適:
・20代・30代の若い世代
・結婚が決まったカップルや若い世帯
ゼクシー保険ショップは結婚が決まったら誰もが読む雑誌「ゼクシー」を発行するリクルートグループが運営する保険ショップです。
相談者のほとんどが、主に結婚が決まって婚約中から新婚3年目あたりの20~40代カップルやご夫婦となっています。
結婚を決めたカップルがそのままゼクシー保険ショップで保険の相談やこれからのプランニングの見直しまでするというわけです。
当然のことながら、これらの年代の相談者の悩みや要望等の蓄積が他の保険ショップよりもありますので、的確に相談内容にも対応できますし、求めた以上の提案をすることも可能です。
ほけん百花
店舗数:74店舗
取り扱い保険会社:26社
こんな人に最適:
・近くに店舗がある人
・女性の相談員に相談したい人
・小さな子供がいてキッズルームの利用をしたい方
ほけん百花の一番の特徴は株主が住友生命保険100%ということです。
確かにいろいろな保険会社の保険から保険を選ぶことが出来るのですが、会社の株主構成は少し気になってしまいます。
もしも住友生命の保険を積極的に勧められたら他の保険ショップで相談し直した方がいいかもしれません。
相談員はほどんどが女性なので女性の方は医療保険やその他女性ならでは相談もしやすいと思います。
また、各店舗キッズルームが充実しているので小さなお子さんがいる方は安心して相談が可能です。
みつばちほけん
店舗数:80店舗
取り扱い保険会社:30社以上
こんな人に最適:
・近くに店舗がある人
・関東圏の方
・小さい子供がいてキッズルームの利用がしたい方。
みつばちほけんの一番の特徴は気軽な利用が可能な来店型保険ショップということです。
キッズルームを設けているので小さなお子様がいても気軽に相談が出来ますし、スーパーなどの施設内にある店舗もありますので買い物ついでに利用することも可能です。
店舗は関東圏を中心の構えていますので、転勤が多い方などは他の保険ショップの方が利便性は高いでしょう。
ライフサロン
店舗数:48店舗
取り扱い保険会社:37社
こんな人に最適:
・近くに店舗がある人
・日本生命の保険契約者
ライフサロンの一番の特徴は日本生命が95%を出資する日本生命グループの保険ショップである点です。
したがって、保険相談をしてもしも日本生命の保険ばかり勧められた場合は他の保険ショップでの提案を比べる必要があるでしょう。
日本生命の保険の契約者は新たに保険を解約したり、新規で加入する場合はニッセイの保険の知識に詳しいと思いますのでいろいろと相談が可能です。
他の保険会社の保険の契約も可能です。
また、ニトリの一部の店舗でも相談が可能ですのでニトリの店舗によく行く人は気軽に相談が可能です。
保険クリニック
保険クリニック
店舗数:181店舗(直営店29店舗)
取り扱い保険会社:30社以上(店舗により異なる)
こんな人に最適:
・近くに店舗がある人
・システムで保険比較をしたい方
保険クリニックの一番の特徴は保険相談員の主観の入らない保険提案システムIQシステムがあることです。
金額順に一覧で条件に合うすべての保険を比較することができますので、コンサルタントの主観が入らず、自分で選びながら最適な組み合わせが可能となります。
また、保険クリニックは日本で初めての店舗型の保険相談窓口として業界では知られており、この先見性からも人気の保険ショップです。
直営の保険ショップとともにフランチャイズの店舗も多いため店舗間でクオリティに差がある点が若干の不安点でもあります。
まずはシステムによる一覧表を作ってもらって今後の保険比較をする上での資料を作ってもらうには最適の保険ショップです。